○宝塚市立中山台コミュニティセンター条例

平成17年6月30日

条例第33号

注 平成26年12月18日条例第36号から条文注記入る。

宝塚市立コミュニティセンター条例(平成3年条例第35号)の全部を改正する。

(設置)

第1条 地域社会における市民の相互交流及び相互扶助並びに主体的な学習、文化活動等を通して自治意識と連帯感を醸成し、快適で住みよい地域社会を形成するため、地域の中核的施設として、宝塚市立中山台コミュニティセンター(以下「コミュニティセンター」という。)を設置する。

(位置)

第2条 コミュニティセンターの位置は、宝塚市中山桜台5丁目15番2号とする。

(事業)

第3条 コミュニティセンターは、第1条に規定する目的を達成するため、次に掲げる事業を行う。

(1) 地域で活動する組織の連携の促進に関すること。

(2) コミュニティの形成を図るための場の提供に関すること。

(3) 前2号に掲げるもののほか、市長が必要があると認める事業

(指定管理者による管理)

第4条 コミュニティセンターの管理は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、法人その他の団体であって市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせるものとする。

(開館時間)

第5条 コミュニティセンターの開館時間は、午前9時から午後9時までとする。ただし、指定管理者が特に必要があると認めるときは、市長の承認を得て、開館時間を変更することができる。

(休館日)

第6条 コミュニティセンターの休館日は、次のとおりとする。ただし、指定管理者が特に必要があると認めるときは、市長の承認を得て、休館日を変更し、若しくは臨時に休館日を設け、又は休館日に開館することができる。

(1) 毎月1日

(2) 12月29日から翌年の1月3日までの日

(利用の範囲)

第7条 コミュニティセンターは、次に掲げる地域住民主体のコミュニティ活動のための利用に供するものとする。ただし、あらかじめ市長の承認を得た基準に従い、指定管理者が特に認めた場合は、この限りでない。

(1) 地域福祉活動

(2) 青少年健全育成活動

(3) 環境整備及び生活改善の諸活動

(4) 地域の文化振興の諸活動

(5) 地域課題解決のための諸活動

(6) 前各号に掲げるもののほか、コミュニティの醸成を目的とする活動

(利用許可)

第8条 施設を利用しようとする者は、指定管理者に申請し、その許可を受けなければならない。許可された事項を変更しようとするときも同様とする。

2 指定管理者は、前項の規定による利用許可をするに際し、条件を付すことができる。

(利用許可の制限)

第9条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当するときは、施設の利用を許可してはならない。

(1) 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがあるとき。

(2) 建物、設備、備品等を滅失し、損傷し、又は汚損するおそれがあるとき。

(3) 管理上支障があると認めるとき。

(4) 前3号に掲げるもののほか、不適当と認めるとき。

(利用料金)

第10条 第8条の規定により利用許可を受けた者(以下「利用者」という。)は、指定管理者に対し、その利用に係る料金(以下「利用料金」という。)を支払わなければならない。

2 会議室等の利用料金の額は、会議室等の床面積に1平方メートル当たり日額510円を乗じて得た額の範囲内において、指定管理者が市長の承認を得て定める。利用料金の額を変更する場合においても同様とする。

3 特殊器具の利用料金の額は、別表に定める額の範囲内において、指定管理者が市長の承認を得て定める。利用料金の額を変更する場合においても同様とする。

4 第1項の規定により支払われた利用料金は、指定管理者の収入として収受させる。

(利用料金の減免)

第11条 指定管理者は、あらかじめ市長の承認を得た基準に従い、利用料金を減額し、又は免除することができる。

(利用料金の返還)

第12条 既納の利用料金は、返還しない。ただし、指定管理者は、あらかじめ市長の承認を得た基準に従い、その全部又は一部を返還することができる。

(利用目的の変更等の禁止)

第13条 利用者は、利用目的を許可なく変更し、又は利用の権利を譲渡し、若しくは転貸してはならない。

(利用許可の取消し等)

第14条 指定管理者は、利用者が次の各号のいずれかに該当するときは、利用許可を取り消し、利用許可の条件を変更し、又は利用の停止を命ずることができる。

(1) この条例の規定に違反したとき。

(2) 利用許可の条件に違反し、又は許可を受けた利用目的以外の目的に利用したとき。

(3) 偽りその他不正な行為により利用許可を受けたとき。

(4) 第9条各号のいずれかに該当する事由が判明し、又は生じたとき。

(原状回復の義務)

第15条 利用者は、施設の利用が終了したとき、又は前条の規定により利用許可の取消しを受け、若しくは利用の停止を命ぜられたときは、直ちに指定管理者の指示に従い、施設等を原状に復さなければならない。

(入館の制限)

第16条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当する者に対し、コミュニティセンターの入館を拒否し、又は退館を命ずることができる。

(1) 他人に危害を及ぼし、又は迷惑となる行為をするおそれがある者

(2) 建物、設備、備品等を滅失し、損傷し、又は汚損するおそれがある者

(3) 他人に危害を及ぼし、又は他人に迷惑となる物品又は動物を携行する者

(4) 管理上必要な指示に従わない者

(5) 前各号に掲げるもののほか、管理上支障があると認められる者

(損害賠償)

第17条 指定管理者及びコミュニティセンターに入館した者は、コミュニティセンターの建物、設備、備品等を滅失し、損傷し、又は汚損したときは、市長にその損害を賠償しなければならない。ただし、市長が特にやむを得ない事由があると認めるときは、この限りでない。

(指定管理者の指定)

第18条 市長は、指定管理者を指定しようとするときは、公募によることなく、コミュニティセンターの管理を行わせるに最適な法人その他の団体であると認めるものを候補者として選定し、指定管理者に指定するものとする。

2 指定管理者の指定を受けようとするものは、申請書にコミュニティセンターの管理に係る業務に関する事業計画書その他の規則で定める書類(以下「事業計画書等」という。)を添付して市長に提出しなければならない。

3 市長は、第1項の規定による候補者の選定に当たっては、次に掲げる事項を基準として、前項の規定により指定の申請を行ったものを総合的に審査するものとする。

(1) 利用対象者の平等な利用を確保できるものであること。

(2) 事業計画書等の内容がコミュニティセンターの効用を最大限に発揮するとともに、管理経費の縮減が図られるものであること。

(3) コミュニティセンターの管理を安定して行う能力を有していること。

(平26条例36・一部改正)

(指定管理者が行う業務)

第19条 指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(1) 第3条に規定する事業を遂行する業務

(2) 利用許可に関する業務

(3) 利用料金の徴収に関する業務

(4) 建物、設備、備品等の維持及び小規模な修繕に関する業務

(5) 前各号に掲げるもののほか、コミュニティセンターの管理に関し市長が必要があると認める業務

(指定管理者の指定等の告示)

第20条 市長は、第18条第1項の規定により指定管理者の指定をしたときは、その旨を遅滞なく告示しなければならない。地方自治法第244条の2第11項の規定により指定管理者の指定を取り消し、又は管理の業務の全部若しくは一部の停止を命じたときも同様とする。

(平26条例36・一部改正)

(指定管理者の不在等の場合における管理)

第21条 地方自治法第244条の2第11項の規定により指定管理者の指定を取り消し、若しくは管理の業務の全部若しくは一部の停止を命じたこと、又は第18条の規定により指定管理者を指定するに当たりその候補者が存在しないことにより指定管理者による管理が行えない場合は、指定管理者による管理が行えなくなるときから新たな指定管理者による管理が開始し、又は管理の業務の停止を命じた期間が終了するときまでの期間においては、第4条の規定にかかわらず、市長がコミュニティセンターの管理を行うものとする。この場合において、市長は、第10条第2項の規定により算定される額及び別表に定める額の範囲内において使用料を徴収することができる。

(委任)

第22条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

この条例は、平成18年4月1日から施行する。ただし、改正後の第18条及び第20条の規定は、公布の日から施行する。

(平成26年条例第36号)

この条例は、公布の日から施行する。

別表(第10条、第21条関係)

(平26条例36・一部改正)

品目

単位

利用料金(1回につき)

特別照明装置

1式

2,000円

特別音響設備

1式

1,000円

特殊電源設備

1式

1,000円

ピアノ

1台

1,000円

上記以外の特殊器具

1台

300円

宝塚市立中山台コミュニティセンター条例

平成17年6月30日 条例第33号

(平成26年12月18日施行)