宝塚市市勢要覧2014
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特色ある教育日本一の学校給食をめざして市立小・中学校では、全校が直営による自校調理場方式により、調理員が真心を込めたおいしい手作り給食の提供に努めており、給食の時間は、子どもたちの楽しそうな笑顔があふれています。また、給食室に炊飯設備を整備し、炊き立てのご飯を提供する自校炊飯方式に移行する取り組みなども実施しています。宝塚らしさを生かして市内の学校・園では、子どもたちが箏ことや太鼓といった日本の伝統楽器を使って演奏を披露する「邦楽の集い」を開催しています。また、宝塚歌劇を市内の中学校の生徒たちが観劇するなど、芸術のまち宝塚で豊かな感性を持った子どもたちを育んでいます。本との出会いで豊かな感性を育む平成23(2011)年から、市内すべての市立小・中学校の図書館に図書館司書を配置して、図書の環境整備、読み聞かせやブックトークなどを通して子どもたちの読書への興味関心を広げています。また、手塚治虫の本やマンガを集めたコーナーを設け、子どもたちが手塚作品に触れ、ふるさと宝塚を誇りに感じるきっかけづくりをしています。社会参加を促す仕組みづくり子どもたちが社会の一員として自ら育つことができるよう、市政やまちづくりに参加できる仕組みづくりを進めています。平成12(2000)年から毎年開催している「子ども議会」に加え、平成24(2012)年からは、新たに「子ども委員会」を開催しました。住み続けたい、関わり続けたいまち第3章City development unique to Takarazuka 子どもはまちの“宝”。私たちの願いは、そんな子どもたち一人ひとりの健やかな成長です。宝塚市は、子育てをまちぐるみでサポートし、「育むことが楽しくなるまち」を実現します。また、子どもに生きる力を育む教育を推進し、生き生きとした笑顔があふれるまちをめざしています。 今後も、学校・家庭・地域をはじめ、市全体が一体となって、子どもたちの笑顔と成長を見守っていきます。The entire city works together to watch over the development of our children.The healthy growth of both the minds and bodies of children is every citizen’s wish. Takarazuka City is promoting education in cooperation with kindergartens, nursery schools, and elementary and junior high schools with the idea of nurturing childrenthroughout those years in the hopes of raising children who are spiritually developed so that they can take care of themselves,others and the city where they are born and grow up.17

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