宝塚市市勢要覧2014
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■すべての人にやさしいまちまずは宝塚の玄関口から平成21(2009)年から整備を進めてきたJR宝塚駅前は、ゆったりとした幅広の歩道が広がる宝塚の玄関口。身体障がい者用の停車スペースや、視覚障がい者のための音声誘導装置等を完備した福祉多機能トイレ「みんなの駅前トイレ」を併設した形で生まれ変わり、誰もが安全・快適に利用できるよう配慮した造りになっています。シンシアのまち宝塚身体障害者補助犬は、障がいのある人の日常生活をサポートする大切な役割を担う、盲導犬・介助犬・聴導犬の総称です。平成14(2002)年には「身体障害者補助犬法」が成立・施行され、公共施設や公共交通機関はもちろん、スーパーやレストランといった民間施設でも、補助犬の同伴ができるようになりました。宝塚市は、この法律のきっかけとなった介助犬「シンシア」(右写真)が活躍したまち。平成11(1999)年には「シンシアのまち宝塚」を宣言し、補助犬の普及啓発を機に、すべての人にやさしいまちをめざしています。日本介助犬使用者の会 会長木村佳友さん愛嬌のあるたれ目のシンシア。私の不自由な生活を支えてくれただけでなく、素直で健気な姿は、多くの人に笑顔と優しさを与え、身体障害者補助犬法の制定に大きな役割を果たしてくれました。その活躍から、宝塚市では「すべての人にやさしいまちづくり」をめざすシンボルとして、「シンシアのまち」を宣言しています。補助犬シンポジウムを障害者週間記念事業と一緒に開催するなど、全国に先駆けて補助犬の普及啓発にも取り組んでいます。宝塚市がいつまでも、「相手を思いやる気持ち」を大切にするまちであってほしいと思います。 誰もが自分らしく、生き生きと暮らすことができる社会の実現は、市民みんなの願いです。そして、そんな平和な社会は「一人ひとりの幸せ」というピースが集まってできています。たくさんの笑顔や喜びに出会うことができる、すべての人にやさしいまちへ。宝塚市は一歩一歩、歩みを進めています。It is every citizen’s wish to realize a society where everybody can be themselves and lead active lives. Such a peaceful society is made up of combined elements of each person’s individual happiness. A city that is kind to every person - Takarazuka City is moving forward step by step.住み続けたい、関わり続けたいまち第3章City development unique to Takarazuka写真は2代目のパートナー 介助犬エルモ私からひと言15

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