宝塚市市勢要覧2014
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震災犠牲者慰霊のための「鎮魂の碑」(市西部ゆずり葉緑地)Developing a city where people respect life and support each otherWe have come this far thanks to the support of many people.Now it is our turn to oer our support.震災犠牲者追悼のため「生」の石積みオブジェをライトアップしました。(武庫川中州)「命」を大切にする支え合いのまちづくり たくさんの人に支えられて歩んできた。 今度は、誰かの支えになろう。復興への確かな歩みを刻む市内でも、118人もの尊い命が失われ、1万棟以上の家屋が全半壊した「1.17」。阪神・淡路大震災を経験した私たちは、あの日から、たくさんの人に支えられて復興への歩みを進めてきました。あの日を決して忘れてはならない。震災の経験を次の世代に伝え、防災意識を高めるために、宝塚市では防災・減災に向けた取り組みを積極的に行っています。総合防災訓練阪神・淡路大震災が起こった1月17日が巡ってくる度、大規模な直下型地震を想定した総合防災訓練を実施しています。消防団をはじめとした防災機関や災害ボランティアなど、幅広い機関が参加して防災力の向上に取り組んでいます。新しい防災マップをすべての市民へ平成25(2013)年に、既存のマップをリニューアルした新しい防災マップを作成し、市内全戸に配布しました。新たなマップは市域を7つのブロックに分割し、自宅から指定避難所までの経路を確認できるようにするなど見やすさに配慮したつくりとなりました。地域防災の担い手たち広域にわたる大災害が発生したとき、地域でともに助け合う共助の力が不可欠。宝塚市では一人ひとりが地域防災の担い手となり、市全体で災害に強いまちをめざしています。学校園での防災訓練市内の学校園では、子どもたちに震災の教訓を伝えていくために、PTAや地域のコミュニティと協働で、防災力向上に向けた実践的な取り組みを行っています。住み続けたい、関わり続けたいまち第3章City development unique to Takarazuka10
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